機械を使わず手剥きしたみかんの皮を天日干し(イメージ) あきさわ園のみかん畑
箱根・芦ノ湖 はなをり(所在地:神奈川県足柄下郡箱根町、総支配人:若山 智、以下「はなをり」)では、神奈川県小田原市の農園・あきさわ園のみかんジュース工場協力により、 2025年2月22日(土)~2月24日(月)の3日間、廃棄予定だった手むきみかんの皮を天日干しにした「小田原みかん」のみかん湯が提供される。
今回はサステナブルの観点から、ジュースに加工する過程で廃棄される「小田原みかん」の皮を天日干ししたものを、みかんに見立てた蓋付きのかごに入れて湯船に浮かべる。
芦ノ湖畔の爽やかな風で乾燥させた「小田原みかん」の濃厚な香りに癒やされよう!
あきさわ園の協力のもと、過去に行われた取り組み
地元生産物の魅力発信と地産地消とフードロス削減に向けた取り組みとして、7月に摘果された青みかん※を使用し、お盆の時期にウェルカムドリンクとしてフレーバーウォーターや青みかんサワーを提供。
※青みかん:9月下旬から収穫期を迎えるみかんは、5月頃から木に花が咲き、その花を間引くことから出荷物の選定が始まる。7月中旬から下旬には小粒の実がなり、収穫を迎える前に、健康な成長を促す目的で一部「摘果」を行う。5月に花を咲かせてから、最終的にみかんとして収穫されるまでに、その数は100分の1にまで減少するが、成長段階にあっても有効活用し、「間引かれたもの」ではなく「青みかん」として流通している。
地域の歴史、文化環境があるからこそ今があり、未来につながる
神奈川県小田原市にて300年以上つづく歴史ある農園・あきさわ園では、「未来の子ども達が夢と希望を持てる環境を創る」という理念に基づき、日常見かける野菜や果物が収穫されるまでのバックグランドを知ることで、「食材の価値を学んでほしい」との思いを広める取り組みを行っている。農作物の植え付けや収穫などができる里山体験や、東京大学の学生をはじめ・一般企業に向けた里山でのグループワーク研修、県内外のマルシェへの出店、企業とコラボレーションした商品開発など、新たな需要を掘り起こす活動は多岐にわたる。農園では「未来の子ども達」に向けた持続可能な農業をテーマに、農薬の使用を極力避け、有機物肥料を積極的に使用することで、農作物の「命」を尊み、商品として出荷できないものもひと手間加えることでさらにおいしくアップサイクルさせ、できる限り無駄なく市場へ送り出している。
開催日 | 2025年2月22日(土)2025年2月24日(月) |
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会場 | |
所在地 | 神奈川県足柄下郡箱根町元箱根 桃源台160 |
アクセス | 箱根ロープウェイ「桃源台駅」、箱根登山バス「桃源台バス停」から徒歩約2分 |
TEL | 0460-83-8739(9:00〜20:00) |
ホームページ | https://hanaori.jp/ashinoko/ |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 10:00 |
客室数 | 154 |
送迎 | あり(定刻制・要事前予約) |
駐車場 | 有り(100台 高さ制限なし) |
支払い |
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更新日 : 2025.02.19