彫刻の森美術館は、⽇本で初めての野外美術館として1969年に開館し、2024年で55年を迎えた。これまでに収集された作品は、2,000点余りにおよぶ。
今回は、そのコレクションの中から近・現代彫刻の優品を選び、時代の流れに沿って展⽰。また、彫刻の森美術館 開館55周年記念「舟越桂 森へ行く日」(本館ギャラリー、2024年7⽉26⽇〜11⽉4⽇)の関連として、⾈越桂とゆかりのある現代作家の作品を選りすぐり、所蔵作品21点(作家14名)、⾈越桂選 出品作品7点(作家5名)を展⽰する。
舟越 桂 Katsura Funakoshi
略歴
1951年岩手県盛岡市生まれ1975年東京造形大学彫刻科卒業1977年東京芸術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了1986-87年文化庁芸術家在外研修員としてロンドンに滞在2024年3月29日没 享年72歳
受賞歴
1995年第26回中原悌二郎賞優秀賞受賞1997年第18回平櫛田中賞受賞2011年紫綬褒章受賞
彫刻の森美術館 名作コレクション Masterpiece Colection
メダルド・ロッソ、ボッチオーニ、荻原 守衛、朝倉 ⽂夫など近代彫刻の名品や、ブランクーシ、ジャコメッティ、⾈越 保武、清⽔ 九兵衛といった20世紀を代表する彫刻家の作品を展覧。
出品作家
メダルド・ロッソ、萩原 守衛、コンスタンティン・ブランクーシ、アメデオ・モディリアーニ、アンリ・ローランス、ウンベルト・ボッチオーニ、アルベルト・ジャコメッティ、⾈越 保武、清⽔ 九兵衞ほか
+舟越 桂 選 Katsura Funakoshi Selection
舟越桂氏が本展のために選出された現代作家5名の作品を展示。舟越氏の長年の友人である三木 俊治氏、東京造形大学で共に教鞭を執った仲間の保井 智貴氏、丸の内ストリートギャラリーで共に展示を行った名和 晃平氏、松濤美術館で開催した「アニマルハウス」で競作をした三沢 厚彦氏と杉戸 洋氏の作品を公開。また舟越、三沢、杉戸、画家小林正人4氏が共同制作した「オカピのいる場所」も特別展示。
出品作家
三⽊ 俊治、三沢 厚彦、杉⼾ 洋、保井 智貴、名和 晃平
開催日 | 2024年7月6日(土)2024年12月1日(日) |
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会場 | |
所在地 | 神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1121 |
アクセス | 箱根登山鉄道「彫刻の森」駅前から徒歩2分 |
TEL | 0460-82-1161 |
ホームページ | https://www.hakone-oam.or.jp/ |
開館時間 | 9:00〜17:00 |
休館日 | 無休 |
料金 | 〈大人〉2,000円 〈大学・高校生〉1,600円 〈中学・小学生〉800円 ※2024年4月1日より上記入館料に改定 |
施設情報 | ピカソ館・アートホール・足湯・レストラン〈飲茶・ビュッフェ〉・カフェ・ショップ |
駐車場 | 有り(有料) ・美術館来館:〔普通車〕500円(〜3時間まで/以降1時間ごとに500円加算) ・レストラン・売店利用、一般駐車:〔普通車〕500円/1時間 |
支払い |
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更新日 : 2024.11.01