名所も!穴場も! 初夏の風物詩・鎌倉 あじさい巡り
こんにちは。旅うらら編集部です!
6月に入り、気温・湿度の高い日も増えて、梅雨の訪れを間近に感じる季節になりました。
雨がしとしと降り続く梅雨は予定が立てにくく、お出かけも億劫になりがちですよね。
ですが、そんな気分を吹き飛ばしてくれるのが、この時期に見頃を迎えるあじさいです。「あじさいといえば鎌倉」と謳われるほど、鎌倉にはあじさいの名所がたくさんあります。鎌倉は無数の谷戸があり、その地形や気候が生息に適していることから、あじさいが美しいスポットが点在しています。そこで今回は、
「見どころの中でも“ココは外せない!”という名所はどこかな?」
「あまり混まずに鑑賞できる穴場スポットはある?」
といった疑問にお答えする、〈一度は行きたい名所〉2か所と、鎌倉を知り尽くしたカメラマンイチオシの〈鎌倉通がおすすめする穴場〉3か所、さらにグルメとお土産5選も合わせてご紹介します。5月下旬〜6月上旬、各所で見頃を迎えるあじさいに癒やされに、「鎌倉あじさい巡り」へ出かけてみてはいかがでしょう?
目次 |
---|
〈一度は行きたい あじさいの名所〉 ・長谷寺 ・明月院 〈鎌倉通がおすすめする あじさいの穴場〉 ・亀ヶ谷坂 ・極楽寺 ・報国寺 〈鎌倉あじさい巡りの道中に立ち寄りたい!グルメ&お土産 5選!〉 ・鎌倉プリンスホテル レストラン ル・トリアノン「あじさいアフタヌーンティー」 ・甘味処 鎌倉 小町通り店「わらびもちドリンク 紫陽花」 ・鎌倉 紅谷「あじさい」 ・鬼頭天薫堂「かまくら紫陽花の贈りもの」 ・三日月堂 花仙「あじさい金平糖」 ・まとめ |
一度は行きたい あじさいの名所
鎌倉にはあじさいの名所が多数あり、毎年各種メディアやSNSでもたくさんのスポットが取り上げられます。そんな中でも「ここは外せない!」という名所を2か所ご紹介します。どちらも見頃になると、色とりどりのあじさいの花が一面に広がり、多くの人で賑わいます。
江ノ電などを利用すれば、両方訪れることも可能なので、ゆっくり時間をとって鎌倉のあじさい巡りに出かけましょう。
長谷寺
5月下旬〜6月下旬にかけて、上境内「眺望散策路」で約40種約2,500株のあじさいが咲き誇る鎌倉屈指の名所。長谷寺が命名した4品種「かまくら」、「長谷の潮騒」、「長谷の祈り」、「長谷四片」も必見!あじさい越しに望む由比ヶ浜という“鎌倉らしい絶景”が見られ、フォトスポットとしても注目されている。
※あじさいの開花情報は公式HPでチェックを。
※あじさい期間中、眺望散策路へは別途入場料(小学生以上 500円)が必要。また、拝観・あじさい鑑賞日時指定券は5/29(水)10:00から販売開始。>>詳細はこちら
電話番号 | 0467-22-6300 |
住所 | 鎌倉市長谷3-11-2 |
アクセス | 長谷駅から徒歩5分 |
時間 | 8:00〜17:30 ※7〜3月は8:00〜17:00[30分前受付終了(通年)] |
料金 | 大人 400円 |
駐車場 | あり(有料・普通車30台) |
公式HP | https://www.hasedera.jp/ |
明月院
「明月院ブルー」と呼ばれる青色のヒメアジサイが有名で、石段の参道の両脇を埋め尽くす景色はまさに圧巻!「悟りの窓(円窓)」からの景色やハナショウブ開花期と紅葉期のみ公開される本堂後庭園(別途500円の入園料が必要)も合わせて堪能してみてはいかが。休日は混雑するため、できれば平日の参拝がおすすめ。
電話番号 | 0467-24-3437 |
住所 | 鎌倉市山ノ内189 |
アクセス | 北鎌倉駅から徒歩10分 |
時間 | 9:00〜16:00 ※6月は8:30〜17:00(受付は16:30まで) |
料金 | 高校生以上 500円 |
駐車場 | なし |
鎌倉通がおすすめする あじさいの穴場
あじさいの名所はどこも多くの人が訪れますが、「中でも比較的混み合わない穴場といえば?」と、鎌倉を知り尽くしたカメラマンの高島 斉さんにお聞きしてみました。そんな高島さんイチオシの穴場を3か所ご紹介します。情緒あふれる鎌倉の風景をしっとりと愉しむあじさい巡りを。
亀ヶ谷坂
長寿寺の脇に位置する「鎌倉七切通」の一つ。坂道を進むと、色とりどりのあじさいが壁面を埋め尽くす、絵画のような光景が広がる。車は通行できない道のため、ゆったりとあじさいが鑑賞できるのもうれしいポイント!カメラを構えてベストショットの撮影に挑戦してみても◎
電話番号 | 0467-24-3437 |
住所 | 鎌倉市山ノ内 |
アクセス | 北鎌倉駅から徒歩10分 |
時間 | 鑑賞自由 |
料金 | 鑑賞自由 |
駐車場 | なし |
極楽寺
ひっそりとした境内に、少数のあじさいが咲く趣深い風景に心が和む。特に、茅葺きの山門前に咲くあじさいは、グラデーションが美しく見ごたえ抜群!近くには、成就院、御霊神社といったあじさいの名所が点在しているので、あわせて訪れてみては。
電話番号 | 0467-22-3402 |
住所 | 鎌倉市極楽寺3-6-7 |
アクセス | 極楽寺駅から徒歩2分 |
時間 | 9:00〜16:30 ※宝物殿は期間・曜日限定で開館 |
料金 | 志納(宝物殿300円) |
駐車場 | なし |
報国寺
「竹の庭」で有名な報国寺は、境内の各所にあじさいが咲き、竹林や苔むした石の緑に映える涼しげな風景が情緒豊か。お抹茶券(600円)を購入すれば、のんびりと庭園を眺めながらお抹茶と干菓子を味わうこともできる。
電話番号 | 0467-22-0762 |
住所 | 鎌倉市浄明寺2-7-4 |
アクセス | バス停「浄明寺」から徒歩3分 |
時間 | 9:00〜16:00 ※12/29~1/3 は拝観休止 |
料金 | 大人 400円 |
駐車場 | あり |
公式HP | https://houkokuji.or.jp/ |
鎌倉あじさい巡りの道中に立ち寄りたい!グルメ&お土産5選!
鎌倉であじさいスポットを巡るならぜひ立ち寄ってもらいたい、“あじさい”の名を冠したグルメや銘菓、お土産をご紹介します。あじさい巡りのコースに加えてみては?
海を一望する「鎌倉プリンスホテル レストラン ル・トリアノン」の“あじさいアフタヌーンティー”で、贅沢な午後のひとときを!
鎌倉プリンスホテル2Fのレストラン ル・トリアノンで供されるのは、あじさいをイメージした季節限定のアフタヌーンティー。窓一面に広がる海を眺めながら、あじさいの彩を映す色とりどりのスイーツとセイボリーを楽しもう。
>>詳細はこちら
「甘味処 鎌倉 小町通り店」の期間限定“わらびもちドリンク 紫陽花”でひと休み
あじさい巡りにぴったり!透き通った青と紫に涼を感じる期間限定わらびもちドリンク。
シュワっと炭酸が爽やかな " あじさいソーダ "と、カルピスを使用した" あじさいホワイト "の2種を展開。写真映えする美味しいドリンクを片手にひと休みしよう。
鎌倉銘菓を多数生み出す「鎌倉紅谷」の定番人気焼き菓子“あじさい”
パウンドケーキをしっかりと焼きしめた後に乾燥させ、3日もかけて作られるラスクのような焼き菓子。ザクッ!という心地よい歯ごたえが特徴的。散りばめられたアーモンドが咲き誇るあじさいの花のようでかわいいと、長く愛されている定番人気の焼き菓子をお土産に。
>>詳細はこちら
気品漂うお香の香りに包まれる「鬼頭天薫堂」の“かまくら紫陽花の贈りもの”
あじさいが持つ4つの別名をイメージした香り(下に記載)をセットにしたお香。
鎌倉の老舗が作る豊かな香りで、梅雨のじめじめとした空気をリフレッシュ!
*よひら:爽やかな若草の香り
*七変化:爽やかで明るい香り
*手毬花:優雅であでやかな香り
*八仙花:つややかで品のある香り
>>詳細はこちら
北鎌倉の甘味処「三日月堂 花仙」の“あじさい金平糖”
名所でご紹介した「明月院」のほど近くに佇む、風情漂う甘味処。店内では抹茶と上生菓子のセットや白玉ぜんざいが頂けるほか、神奈川県指定銘菓「鎌倉どらやき」、「可麻久良もなか」など一級和菓子職人が作る正統派の和菓子が揃う。あじさいの彩を金平糖で表現した「あじさい金平糖」はこの季節のおすすめ。
まとめ
今回は、あじさいの名所と穴場、あじさい巡りをもっと楽しむグルメ、お土産をご紹介しました。鎌倉にはあじさいがきれいに咲くスポット、名店・話題店が他にもたくさんあります。
散策しながら、自分だけのお気に入りを見つけてみてくださいね。
そして初夏の鎌倉を満喫してください!
書いた人
旅うららガイドMAP編集部
2005年より「横浜」、「鎌倉・湘南」、「小田原・箱根」の観光ガイド「旅うらら ガイドMAP」の編集・発行を行っています。編集部は、20代~60代の神奈川好き、旅好きなメンバーで構成。
今伝えたい、今気になる情報を"特集"ページで発信していきます!